旅立った日(11月25日)
しんちゃんは、亡くなってしまいました。
朝リビングでしんちゃんを見た時、明らかに呼吸がおかしかった。「ヴッヴッヴッ‥」とずっとなっていました。昨晩からこんな感じだったみたいです。
本当にいつもと違って、苦しそうだったので、「治療の効果も分からないし、移動も負担になるし、治療を止めて近くの病院で診てもらうようにして、緩和ケアに移行した方がいいかもね」なんて話して、私は仕事へ行きました。
連絡
仕事中に母からLINEが。しんちゃんが亡くなったことを知りました。信じられなかったです。泣きそうになったけど、仕事中なので我慢。詳しくは帰って教えてくれるとのこと。
動物病院へ
しんちゃんの具合が明らかに悪いので、母は朝から近くの動物病院に行きました。その時のしんちゃんはガリガリなのにお腹はぽっこり。少し腹水が溜まっているのかもということで、利尿剤を打ってもらい、また翌日様子を診せることになりました。
いつもは診察台に乗せたら立つのに、この日は立たなくて、診察が終わった後も首までぐったりだったそうです。
病院の帰りに
しんちゃんを助手席に乗せて帰宅中、母は帰りにパンを買おうとコンビニへ寄って、車へ戻ったら、しんちゃんは亡くなっていたようです。見てすぐに、亡くなっていることが分かったと言っていました。
動物病院に電話したら、とりあえず連れてきてくださいと。先生もまさかと驚いていたそうです。
仕事が終わって帰宅
車を運転してる間、もうしんちゃんはいないんだなとぼんやりと考えていたのに、この日は工事でいつもの道が通行止めになっていて、真っ暗な中、知らない道を走ることになったのでかなり焦りました。前に遅めなトラックがいたのでよかった。もう無事帰れるかドキドキ、必死でした。
でも家について、玄関を開けて、もうしんちゃんはいないし、出迎えてもくれないんだな(テンション上がってないけど、とりあえず来てくれてた)と思うと、ブワっと涙が出ました。
母がすでにしんちゃんを箱に入れて、おもちゃやお花やご飯を備えていました。横たわるしんちゃんの姿が信じられなくて、また涙が。
(母は前から犬の闘病と看取りについての本を読んでいました。それが役に立ったみたいです。ドライアイスを手に入れるために、業者へ行ったら、そこの人もシュナを亡くした経験があるらしい‥。)
触ったらもっと泣きそうだと思って、この日は触るのを止めました。母は泣いてたけど、後から帰宅した妹と父は泣いてる気配はない‥。
楽になったかな
あまりにも早すぎる別れで悲しい。こんなに早く来るとは思いませんでした。その年の夏は、私が帰ってから一緒に散歩に行ってたのに。
別れは悲しいけど、亡くなる日の様子が苦しそうだったから、楽になってよかったね、とも思いました。ただの延命治療みたいになっても辛いと思うから。
亡くなったペットは虹の橋で待っててくれるのかな。私のことはあんまり好きじゃなさそうだったから待っててなさそうだけど、ゆっくりと休んでいたらいいな。
写真
まさかこんなに早くお別れになるとは思ってなかったし、苦しそうな姿は撮りにくかったので、ほとんど写真がありません。もっと写真を撮って、記録を付けていればなと思いました。忘れるというか、だんだんとぼんやりとしていきます。
11月15日
11月18日
11月21日
病院で治療のあと。バンドを巻いています。がんばったね~!
11月23日
首元が苦しそうなので少し前にあげましたが、使う気配なし。
あとは亡くなった後の箱に入っている写真で最後です。